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第7試合


“Mr.200%男”安生洋二の引退試合は、安生が一番楽しかったという高山善廣、山本健一とのゴールデンカップスを18年ぶりに再結成し、船木&鈴木&菊田というトリオと対戦する。船木、鈴木は新生UWF時代の後輩でありライバル。菊田のことはスーパータイガージムに通っていた頃から知っていて、Uインターに入門したがデビューできなかった菊田との対戦は“忘れ物”だと語った安生。
菊田、鈴木、船木の順に一人ずつ入場。鈴木はGHCヘビー級のベルトを手に登場。そしてスクリーンには高田延彦が映り、「安ちゃん、30年間お疲れ様。じゃあ行くか。男の中の男、安生洋二、出てこいや!」と呼び込むと南側客席の最後方からゴールデンカップスの3人が登場。200%男コスチューム姿の安生が最後にリングインすると、ゴールデンカップスは「ウィアー、ゴールデンカップス!」と決めポーズ。

安生が先発を買って出ると、船木が相対する。ローの蹴り合いから組み付いていった安生。ロープに押し込んだ船木は慎重にクリーンブレイク。バックを取った船木だが、安生が相手コーナーに押し込むと、鈴木が勝手に船木とタッチ。
不適な笑みを浮かべて安生に近づいていった鈴木はコーナーに押し込んでいくと、離れ際に張り手。しかし読んでいた安生はかわしてみせる。鈴木に「来いよ!」と言われた安生は高山に向かって「お前が来いよ!」と指示するが、高山はまだタッチを受けない。すると鈴木はスカすように菊田にタッチ。

掌底から組み付いた菊田だが、安生はロープを掴んで必死に抵抗。ここで山本がタッチして組み付きながらヒザを入れていく。しかし菊田は足に絡みついてヒールホールド。すぐにロープに逃れた山本はボディスラムで叩き付けるが、菊田は背後から絡みつく。肩固めを仕掛けた菊田だが、うまく抜けた山本は高山にタッチ。
タックルから背負い投げで投げた菊田は下から腕十字を狙う。だが、そのまま持ち上げた高山はバスターで叩き付けて脱出。立ち上がった菊田はチョップで向かっていくが、ハンマーを振り下ろした高山は高々とバックドロップで叩き付ける。

 堪らず鈴木がカットに入るが、菊田にストンピングを落としていき、菊田と小競り合い。その間に船木がリングインして高山に腕十字を仕掛けていくが、安生がカット。鈴木と菊田はなおもコーナーで揉み合っているため、高山は安生にタッチ。スリーパーに捉えた安生だが、船木はロープに脱出。
船木は蹴りを返すと鈴木にタッチ。鈴木は控えの山本に唾を吐きかけてからレフェリーをそっちにいかせると、安生にサミング。そこに菊田を呼び込んだ鈴木はダブルのアキレス腱固めを極めていく。

しかし高山と山本が入ってきてカット。鈴木はなおも安生にサッカーボールキックを叩き込むと、控えの高山と山本にもフロントキック。怒った高山がリングに入っていくが、エルボーで蹴散らした鈴木は愚な気にタッチ。組み付いた船木にビクトル投げから必殺のグランドクロス200を極めた安生。
鈴木がカットに入るが、高山が鈴木を場外に連れ出す。リング上では船木が左右の掌底から浴びせ蹴りを叩き込むと、安生をアンクルホールドに捉えてギブアップを奪った。これで一本目は船木組が取った。

 二本目が始まると船木のローの連打に安生がダウン。歯を食いしばって立ち上がった安生だが、船木は容赦なく強烈なローキックを叩き込む。悲鳴をあげながらも耐える安生だが、コーナー下に座り込む。「安生」コールが起こる中、船木が鈴木にタッチすると鈴木も安生の足を攻撃。
そこに山本が入ってくるが、鈴木は山本を蹴散らすと安生にローキック。さらに菊田がアキレス腱固めに捉える。どうにかロープに逃れた安生だが、鈴木がエルボーで高山と山本を場外に落としている間に船木のローキックで安生がダウン。

さらに安生を立たせた船木は、鈴木と交互に安生にローキックを連打すると倒れた安生をアキレス腱固めに捉えてギブアップを奪った。ストレートで船木組の勝利となったが、安生は倒れたままマイクを握ると「船木、鈴木、菊田。今日は三本勝負の約束だろ。今日は三本勝負だろ、無制限の! オイ、次の一本はジャンプアップチャンス! 次を取れば三本分だよ、オイ。お前らそれぐらい付き合えよ、オラ! オイ! あんなにがっちり蹴っておいて逃げるのか、オイ! 俺はまだ燃え尽きてねぇぞ!」と主張。

 この主張を主催者側が認めたため、試合は続行されることに。菊田と相対した安生だが、背後から山本がタッチしてリングイン。払い腰で投げた菊田は袈裟固め。ロープに逃れた山本はダブルリストロックを狙うが、菊田はロープに逃れる。バックに回った菊田は胴絞めスリーパーに捉えるが、山本はロープに逃れると高山にタッチ。
鈴木が入ってきてエルボー合戦を仕掛けてると、ヨロめいた鈴木に高山はニーリフト。さらに菊田、船木にもニーリフトを叩き込んだ高山は鈴木をスロイダー2連発で投げると、船木にはジャンピングニーからダブルアーム・スープレックス。

さらに鈴木にビッグブーツを叩き込むと、安生を呼び込む。コーナーからダイブしてハンマーを落とした安生。そこに山本も入ってきて高山と両側から鈴木を抑え付けると、鈴木の背中に安生が乗っかって決めポーズ。安生はニーリフトを叩き込むと、ランニングニーリフトとからグランドクロス200。
船木がカットに入るが、安生はなおも鈴木にミドルキックを連打。しかし背後に回った鈴木はスリーパー。山本がカットに入るが、船木が捕まえてハイブリッド・ブラスター(=リストクラッチ式変型ツームストンパイルドライバー)で叩き付ける。

 高山も菊田がアキレス腱固めで抑え付ける。その間に鈴木がスリーパーから滞空時間の長いゴッチ式パイルドライバーで叩き付けて3カウント。勝った瞬間、船木の曲がかかったため、鈴木は音響ブースまで行き、スタッフに蹴りを入れて『風になれ』をかけさせた。
そして深々と一礼する安生に拍手した鈴木は握手を求めるが、安生は無視して四方に一礼。改めて安生から握手を求めると、鈴木が応じようとしたところで安生は船木、そして菊田と握手。だが、最後には鈴木とも握手をし、鈴木も安生の腕をあげて敬意を表した。