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第6試合


今年で40歳となり、新たなビジネスをはじめるためシンガポールに移住することになった中澤マイケルにとって、この試合が一応DDTラストマッチとなる。対するは昨年末からヘルニアのため欠場していた男色ディーノ。
煽りVでは中澤夫妻が「なんで一緒にいるんだろう」という重たいテーマで話し合う様子が映し出される。何とも重苦しい雰囲気の中、「ちょっと考える」と言って席を立って佳耶子夫人だが、マイケルの本心は最後の試合を見て一緒にシンガポールに来てほしいという。

そこでマイケルは松崎しげるさんに「松崎さんの歌には力があります! 僕が勝ったらあの愛のメモリーを歌って、嫁を心変わりさせたいんです!」と直訴。「勝てるのか?」とマイケルに尋ねた松崎さん。「勝てます!」と返事したマイケルは気合いの張り手。だが、ブロックした松崎さんが逆に張り手をお見舞いすると、2人で一緒に入場。
一方、煌びやかなロングガウンを羽織って登場したディーノは、ステージでガウンを脱ぐとステージに座って男魂を統一してから客席に雪崩れ込む。会場中を徘徊してからリングインしたディーノは、超満員の観客を前にハイテンション。

神妙な面持ちだったマイケルはゴング前に背後からディーノに奇襲攻撃を仕掛けると、爆弾を抱える腰にストンピングを落とす。ディーノもアッパーカットで反撃するが、コーナーポストを外したマイケルはボディスラムでディーノの腰にダメージを与えておいてから、金具剥き出しのコーナーにホイップしようとする。
当然抵抗するディーノだが、腰にエルボーを落としていったマイケルは急所攻撃。そして金具剥き出しのコーナーにディーノの腰を叩き付けると、「クリーンファイト!」と言いながら外したコーナーポストでディーノの腰を殴打。ポストを松井レフェリーに返している間に、場外に出たマイケルは凶器を探すが松崎さんが止めにいく。

しかし松崎さんを座らせたマイケルはイスを手にリングに戻る。すると松崎さんは「お前、これが最後の試合だろ? それでいいのか? 勝って嫁さんを喜ばせたいんじゃないのか?」と言うと、「ディーノに話がある」と言ってエプロンい上がった松崎さんは「愛の言葉こいつを骨抜きするんだよ!」と言ってディーノに熱烈キス。
松崎さんの言葉で目を覚ましたマイケルはディーノにエルボー合戦を挑んでいくが、ディーノはナックルパートで殴り倒すと男色ナイトメアー。さらにファイト一発!から男色ドライバーを狙うが、間一髪で踏み止まったマイケルは逆水平チョップ。ディーノがナックルで応戦すると、マイケルは「熱くなってきたぜ〜」と言いながらコスチュームを脱ぎ出す。

するとディーノも漢タイツを脱ぎ、お互いにTバック姿で殴り合いながら、一枚ずつTバックを脱いでいく。もはやどちらが先に脱げるパンツがなくなるかの争いになってきたが、最後の一枚を脱ごうとしたマイケルだが、松井レフェリーが張り手で止まると、ディーノが男色ドライバー。
しかしマイケルはカウント2で返す。ならばとコーナーに登ったディーノだが、マイケルがロープを揺らすとトップロープに転落して股間を強打。すかさず巨匠スラム(=オリンピックスラム)で投げていったマイケルはダイビングショルダー。

足を踏みならしたマイケルはトラースキックを狙ったが、ブロックしたディーノはソバットからあてがい。しかしマイケルは盟友ケニー・オメガの波動拳を叩き込むと、ディーノを肩車。だが、パンチで脱出したディーノはリップロック。リストクラッチ式リップロックで“落とそう”としたディーノだがマイケルはコーナーに押し込んで脱出。だが、ディーノは走り込んできたマイケルをリップロックで捕まえると、フレンチキスから男色デストロイからの漢固めで3カウント。
マイクを持ったディーノが「あれ? 埼玉中から聞こえる……」と言うと、場内から「ディーノ」コール。ディーノは「待たせたわね! ゲイレスラー、男色ディーノ、ここに復活! この男色ディーノ様がいない3か月のDDTは、まあDDTだったわね。分かってる。そんなことは分かってる。アタシがいようがいまいがDDTはDDTなのよ。だからと言ってアタシの居場所がないか? いや、違う! 居場所なんて用意されるもんじゃない。自分で作るんだ! これから男色ディーノ様が居場所を作る、それを目をかっぽじって見てなさい」と言い放つ。

さらにディーノは「アタシ、そろそろ帰るからあんたが締めるんだけど、1つだけあんたに問いたいことがある。マイコー! プロレスラーとは何ぞや! マイコー」と言ってマイクを渡す。マイケルは「プロレスラーとは……分かりません」と返答。ディーノは「その通り、アタシも分からないわ。でも1つだけ分かることがある。すべてのプロレスターはプロレスが大好きってこと。あんたまだプロレスラーなんでしょ? プロレスが好きなの?」と尋ねる。
「プロレスが大好きです!」と応えたマイケルだが、ディーノは「そんなことはどうでもいいの」と言うと、勝って嫁の気持ちを変えたかったのに、負けた上に嫁も来ていないという現実を突き付けた上で、「あんたは次の試合が決まっていないだけで、次の試合までに立ち上がるのよね?」と言ってマイクを渡す。

マイケルは「僕は一人でシンガポールに行きます。で僕は自分はまだプロレスラーだと思っています。試合は決まっていませんけど、人生がプロレスだと思っています。だから僕は最後まで諦めません。一人でシンガポールに行っても最後は佳耶子と幸せになります。これにて中澤マイケルは一旦終了となりますが、皆さん応援ありがとうございました!」と送別の挨拶。

すると、ステージ上の松崎しげるさんが『愛のメモリー』を熱唱。さらに松崎さんが「マイケル!」と呼ぶと、ステージ上にはウェディングドレス姿の佳耶子夫人が登場! 慌ててステージまで移動したマイケルは改めて佳耶子夫人を説得すると、愛のキス! 手にとを取り合ってから、マイケルが佳耶子夫人をお姫様抱っこ。そして中澤夫妻は旅立っていった。幸あれ!