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第19回『今注目を浴びている女子プロレス』

お帰りなさいませお嬢様旦那様。
プロレス格闘技マスコミ7年目かつ現場最年少の執事記者つばさです。

今回は今注目されている女子プロレスについてまとめてみたいと思います。


 今年はプロレス村から見ても、外側から見ても、僕がこの業界にいた中でトップクラスに女子プロレス(女子選手)が注目されています。

まずは業界の外では、アニメ『世界でいちばん強くなりたい!』とゲーム『リング☆ドリーム』。

 『リング☆ドリーム』は、1993年コンプRPGの付録カードゲームとして世に出た後、TRPG「GURPS」の日本独自サプリメントとして発売されていた女子プロレスを題材としたゲーム『リング☆ドリーム』が、『レッスルエンジェルス サバイバー』などを発売していた株式会社サクセスより現在ブラウザゲーム『リング☆ドリーム〜女子プロレス大戦〜』としてサービスが提供され現在10万人を超えるユーザーを集めています。
http://swninfo.success-corp.co.jp/general/ringdream/

 株式会社サクセスは『おさわりなめこ』の会社です。あのなめこです。そんな大きい会社が女子プロレスに目をつけてゲーム化しているという事実。
 そして歴史ある『リング☆ドリーム』を題材に。

 先日スターダムとのコラボレーションが発表され11月4日の後楽園ホール大会で世IV虎×リング☆ドリームのコラボカードが来場者に配布されるということが発表されたのですが、某専門誌の記者が「僕コンプRPGでリング☆ドリームを見てこの業界に入ってきたんです」というぐらい影響力があった作品です。

 そんな最中、アース・スターの女子プロレス漫画『世界でいちばん強くなりたい!』がアニメ化。なんと豪華声優陣で30分アニメで。しかもアース・スター初の30分アニメという挑戦タイトルとして選ばれたのが女子プロレス。
http://www.sekatsuyo.com/index.html

 しかも放送時間が深夜ではなく日曜22:00というある種ゴールデンタイム。
 女子プロレス期待されています。

 期待がうかがえるのが最近銭金など地上波で女子プロレスラーが取り上げられることが多くなっています。

 間違いなく外側からは注目度があがってきているのです。



 そして業界内ではやはり世代闘争。


仙女が10月17日におこなった興行は、様々な所に伝播しました。
http://battle-news.com/battle/2013/10/001997.php

そのメインのカードが
[新星]花月/志田光(アイスリボン)/彩羽匠(スターダム)/夕陽(ZERO1野良犬道場)/Sareee(ディアナ)/勝愛実(JWP)/世IV虎(スターダム)/朱里(WNC)
VS.
[重鎮]里村明衣子/アジャ・コング(OZアカデミー)/ダイナマイト関西(OZアカデミー)/豊田真奈美(フリー)/コマンド・ボリショイ(JWP)/井上貴子(LLPW-X)/井上京子(ディアナ)/ダンプ松本(極悪同盟)

という重鎮はそうそうたるメンバー。新星に関しても、女子プロレスの未来を背負うべきエースが揃っている。

 何よりこのカードに入っていないメンバーをアジャが『中間世代』と言い、「その世代はいらない」と言った事で業界内でも燃え上がる方々が数多くいました。

 その中でも、今の時代を間違いなく支えている一人である松本浩代が仙女の第1試合に出た後のコメントで
「あいつら中間世代いらないとか言ってるけど?あいつらアタシに負けたこと忘れてんの?アジャ・コングにだって勝ってるし里村明衣子にだって勝ってんだよ!重鎮対若手?結果どうなるかわかんないけどあいつら負けたら私は面白い奴を潰して自分が這い上がるだけだから」
とコメントしており、結果は若手が勝利しています。

 一区切りついた今、中間世代と呼ばれたメンバーが今若手を食い荒らす流れができています。

 いますが、この流れを点を線にして盛り上げようとしているのは、今見渡した中で世IV虎が里村に噛み付いているのと、長与千種が花月と彩羽匠にちょっかいをかけているぐらいでしょうか・・・・

 業界の悪いところで、どんなに盛り上がっても「他所は他所、うちはうち」という感覚があるのでもしかしたらこの山もなかった事になり、知名度の問題で重鎮が今後も業界のコアで居続ける結果になるかもしれません・・・

 変な言い方ですが、中間世代がこれを機会に若手メンバーに噛み付いていき、この話題に関するコメントを継続して出すだけで線になるとは思うのです。タイトルを持っている若手が多かった印象もあるので。


 それにあわせて今年は引退や退団などのラッシュ年です。栗原、ゆずポン、GAMIさんの引退で、誰かが言っていましたが「椅子取りゲーム」になる状況ではあります。
 長与さんが出張ってきてる状況と同じ状況を作り出すことができれば話題にはなるのですが、これも点なのか線なのか。


 このあたり今の新日本プロレス(ブシロード体制)やDDTを見ている側からすると、メディアミックスや話題作り、点を線にしていいものは取り入れて話題と客の意識を継続させるという方法を女子プロレスは拒否しているんですよね。
 『点を線に』という結論に至るしかないというのは、実は『点が数多くある』という事実をもってして存在するのでチャンスはゴロゴロしているのですが、女子プロレス界のあれこれを長与さんが宣言通り壊してくれることに期待です。


 今外にも中にも点が沢山存在している女子プロレス。

 火種のまま終わらせず、燃え上がらせられるよう今後も微力ながら応援していきたいと思います。