バトル・ニュース

第11回『情報発信ツールでプロレス界の外へ〜後編〜』

お帰りなさいませお嬢様旦那様。
プロレス格闘技マスコミ7年目かつ現場最年少の執事記者つばさです。

 今回は前回、前々回と続いている『SNSツールなどの落とし穴』についてのまとめとなります。

まずは前回にも書いた種類分けです。

『1』・Facebook/Mixi/GREE/各ブログ
『2』・Twitter
『3』・ニコニコ生放送/Ustream/Stickam/ツイキャス
『4』・メルマガ/Line
『5』・ニコニコ動画/Youtube

 そして業界の外への情報発信について一番大事なキーワードとして『フィールド』と『何(誰)がコンテンツなのか』という2つを念頭に置きます。

 前提を書いた所で続きです。

 前回、前々回と触れなかった『4』についてですが、なぜこれを最後に持ってきたかというと、このツールは内々への情報発信ツールであり『1』『2』『3』『5』で興味を持ってくれたファンの意識を繋ぎ止めるものだからです。
 メルマガだけをやっていても実は読者数は減っていくものです。受信者数は数値的には増えているのですが、実際にそのメールを開き読んでいる数というのは長期になればなるほど減っていきます。
 リレーコラム的なもので常に新規層を獲得していかないとジリ貧になっていくうえに、やめてしまうとそこに情報収集を依存していたコア層を切り離すことになり実はリスクがそれなりにあるものです。

 LINEについてですが、これも基本メルマガと同じと考えていいのですが、キャラクターコラボレーションによるスタンプで一気に他ジャンルへ波及させる効果があります。
 ただしそのためには会社としてスタンプの販売契約、及びキャラクター版権使用許諾を取らなければならないので、すでにTシャツなどでコラボレーションしている新日本・全日本・DDT・WAVEあたりが現実的ですが、ユーザーとしてできる事はそのスタンプが発売された時買って友達に送ってあげることぐらいでしょう。

 といった感じで『1』〜『5』の説明は終了です。

 結論としては『どのツールにもそれぞれの役割があり、そのツール毎にユーザーが存在している。なので発信側はどれか一つに依存せず、全てのツールを適切に連動させ運用する必要がある』という至極当たり前な答えになってしまうのですが、なぜ3回にもわたってこの題材で書いてきたかというと、発信側が一つのツールに依存してしまう傾向が昨今強すぎると感じているからです。

 TVが圧倒的な宣伝ツールではなくなったこの時代、やれるべきことは沢山ある。だがやり方がわからないし、やってみたが方法が間違っていて結果が伴わないなど沢山の実例があふれています。

 Twitterでも書いたのですが、今回この題材で書こうと思った理由は沢山あり、そのうちの一つに田村和宏選手率いる『プロレスリングHEAT-UP!』所属の翔太選手が、自主興行の『SHOW TIME』について「『須山さんのブログの「告知不足か…」という言葉は真摯に受け止めないといけない。届かないとこには届いてない」という言葉がありました。ずっとこの言葉が引っかかっていて、広める方法が数多くあるならその方法の一つでもファンも選手も知れば業界が少しでも盛り上がるんじゃないかなという気持ちがあったのです。

 翔太選手はUSTREAMを主体でやっていたと記憶していますが、USTREAMはニコニコ生放送のように30分毎の枠取りがいらず延々流し続けることができます。ですが視聴者が集まりにくく基本身内向けの放送が主体です。逆にニコニコ生放送では30分毎に枠を取らなくてはならないのですが、視聴者の絶対数が多く新規視聴者数を確保しやすいというメリットがあります。

 こういう『知っている人は当たり前に知っているが知らない人は知らない』内容を、今この時代このタイミングで文字に起こさないと『今さら聞けないから我流で頑張る』という事が起き、失敗例が出た結果「あそこが失敗したから辞めよう」という悪循環がおきてしまう。というか起きている。

 ましてプロレス界は、ほんの2,3年前までFAXが主体であり今現在メール文化に移行している最中です。
 そんな現状で「SEO対策をしよう」というような団体は少ないでしょう。試しに「プロレス」と検索してみると案外以外な結果が出るかもしれません。

 携帯電話にカメラが付いた結果『人類総カメラマン時代』が訪れ、WEBツールの普及により『人類総メディア時代』とも言えます。
 ファン1人が友達10人に対するメディアかもしれない。選手1人が数千人に対するメディアかもしれない。
 規模は違えどメディアになりえるならば、自分というメディアを使って愛すべきプロレスを広めていって欲しいと切に願います。

 僕もバトル・ニュースの記者として、1次ソースとして情報を発信していきます。『面白い』・『広めるべきだ』と思ったらその記事をどんどん拡散してください。そしてさらに自分の意見を入れたり、自分が影響力がある方へ伝わるようアレンジして説明しプロレスの面白さを広めていってください。


 そんな感じで『情報発信ツールでプロレス界の外へ〜SNSツールなどの落とし穴〜』は終了です・・・が・・・一点だけ最後にこのコラムの反省をば。

 「一つの題材で1ヶ月以上時間をかけるとか論外です!まして隔週連載で期間が開く状態で3部作とか何を考えているんだ!『完結したらまとめて読もう』というユーザーの興味を失わせるには十分な時間です!まして『一つの題材で連載を長く続けると読者数は減る』と書いている人がそれを実践するとか・・・」

 ・・・自覚しています、前後編にするつもりが完結するまで長くなりすいませんでした!(つД`)

 次回以降も精進して頑張っていきますので、見捨てないでいただけましたらと思います。