バトル・ニュース

2013/04/26


スターダム両国大会に際して

 お久しぶりです。何と2011年11月17日以来、約1年半ぶりの更新となりました。筆者本人もすっかり連載終了していたつもりだったのですが、実は“不定期更新”だったりしたので、恥ずかしながら久し振りに執筆してみます。

 ご存じの方もいると思うが、筆者はスターダムのオフィシャルサイト担当記者も務めているため、4・29スターダム両国国技館大会『両国シンデレラ』の大会記念パンフレットのほうで、専門誌やスポーツ紙の記者さんと並んで大会の見所的な寄稿を掲載してもらっているのだが、そこではあくまでも“オフィシャル”として書かせてもらったので、もし“バトル・ニュース記者”として両国大会のパンフに寄稿するとしたら、こんなことを書いていただろうということをここに書かせていただく。

 当サイトの売れっ子コラムニストでもある世IV虎が、今日(4月29日)、何と10代にして両国国技館で行われるビッグマッチのメインイベントを務める。しかも世紀のグラレスラー、愛川ゆず季の引退試合の相手だ。
 ゆずポンの凄さや功績は説明するまでもないだろう。グラレスラー愛川ゆず季、最後の勇姿を見届けてほしい。当然ゆずポンの引退には書ききれないほどの思いがあるが、「グラレスラー、愛川ゆず季」は今日の両国大会で終わってしまうが、「スターダム」という団体はこれから先も続いていく。
 それを考えると、この一戦で世IV虎がゆずポンの“引き立て役”に終わるわけにはいかない。世IV虎はこの一戦で“介錯人”であり、今後の“スターダムの顔”であることをアピールしなければいけない。もう考えただけでゾッとするくらい難しい。10代の女の子に背負わすには気が引けるほどのプレッシャーだ。

 だが、世IV虎なら大丈夫だと確信している。世IV虎のことはデビュー前から知っているし、その頃から注目していたが、一番はデビュー戦を見た瞬間だった。「この選手は凄い!」と衝撃を受けたという意味では、ゆずポンのデビュー戦を見た時以上だったかもしれない。
 その証拠にバトル・ニュースから即スターダム側に、世IV虎の『番長日記』の連載オファーを出したのだが、送られてくる原稿を読む度にまた驚かされた。努力すれば伸びるものはたくさんあるが、持って生まれたセンスというのは努力ではどうしようもない部分である。世IV虎の持っているセンスは、あのキャラクターと相まって素晴らしいのひと言だ。

 だからアイドルオーディションの件も、10代で両国のメインも、ゆずポンの引退試合の相手も、世IV虎はすべてを喰らい、飲み込み、大きくなっていく。世IV虎自身も「女子プロレス界を引っ張っていく」と口にしているが、きっとあと数年以内には女子プロレスと聞けば、ほとんどの人の頭の中でまず世IV虎が浮かぶほどの存在になるのではないかとまで思っている。
 そうえいば最近ゆずポンにインタビューしたとき、「私の中ではもっと女子プロレスを有名にできると思っていた。私の想像していたところまで達することが出来なかったのが唯一の心残り」的なことを言っていた。大丈夫だ、ゆずポン。そのバトンは確実に世IV虎が受け取るよ。