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2011/10/27


今日1日で女子プロ界の頂点が決まる!

 本日、センダイガールズが東京初進出となる後楽園ホール大会『団体対抗Flashトーナメント』を開催する。
 『かっこいいカラダ NEXT STAGE vol.15』(ベースボール・マガジン社)で、肉体改造の結果、見事に作り上げた“かっこいいカラダ”と共に、東日本大震災で被災したときのショッキングな様子を明かした里村明衣子が代表を務めるセンダイガールズ(以下、仙女)だが、東京進出一発目でまたどエライ大会を開催することにしたものだ。

 プロレスファンであれば、男子であろうが、女子であろうが、団体対抗戦を実現させることが簡単ではないことはお分かりだろう。
 いわゆる『夢の架け橋』のように、各団体の提供試合を集めたオールスター戦ならまだ分かるし、今年新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアのメジャー3団体が中心となり実現したオールスター戦『ALL TOGETHER』なんかは、第三者的立場の東京スポーツ新聞社が仕切り、東日本大震災チャリティー興行ということで実現できたことだ。

 今回の『団体対抗Flashトーナメント』は、あくまでも仙女の主催する上、団体対抗戦による1DAYトーナメント。かなりハードルが高いように思えるが、仙女(里村)は各団体と交渉して、7団体+フリーの出場まで話をまとめたのだから大したものだ。
 良くも悪くもいまの女子プロレス界は、男子の新日本プロレスのような自他ともに認める業界の盟主というか、飛び抜けた団体がない。それだけにどこが優勝するか予想しにくい。

 1回戦は10人タッグマッチ、2回戦は6人タッグマッチ、決勝はタッグマッチという試合形式も面白いが、勝ち上がる度に選手を選抜出来るというのもなかなかユニークだ。例えばスターダムは1回戦で堀田裕美子率いるレイナと対戦するが、団体のトップである高橋奈苗を温存した。いくら評判がいいといってもスターダムの場合、夏樹☆たいよう以外の世IV虎、美闘陽子、岩谷麻優、鹿島沙希の4選手は今年デビューしたばかりの“新人”だ。
 レイナとしては同じ新興団体とはいえ、このスターダムに負けるようなことがあったらなかなかのダメージになりそうである。逆にスターダムは1回戦で負けるようなら、奈苗の温存は完全なる作戦ミスとなる。ワンダー・オブ・スターダム王者である愛川ゆず季はドラマの撮影中ということもあり、控えのメンバーにも入っていないのは仕方がないが、ワールド・オブ・スターダム王者の奈苗を出せず終いで終わったら、それはそれで格好悪い。

 また、1回戦でホスト団体の仙女とアイスリボンの対戦も実現するのだが、約1年前のアイスリボン後楽園大会で今回のメンバーとはお互い若干違うが、10人タッグで両団体は激突している。その時はホスト団体であるアイスが敗れたのだが、試合後に対抗戦に出場していなかったりほが、里村に向かって「今日のメンバーに勝ったからってアイスリボンに勝った顔してんじゃねぇよ! 自分たちがこれからのアイスリボンだ! 自分たちが絶対お前たちを倒す! それはいつかって、3年後だ! 待ってろよ!」とマイクアピールする場面があった。
 あれからまだ1年しか経っていないせいか、今回もりほはアイス側のメンバーに入らなかった。とはいえ、アイスとしては2年連続で負けるわけにはいかない。仙女だってホスト団体として1回戦で姿を消すわけにはいかないだろう。

 というように、ここまで対抗戦らしい対抗戦だと、実に勝敗予想が難しいのだが、だからこそワクワクしながら見られる大会でもあるだろう。
 群雄割拠の女子プロレス界で、久しぶりに行われる団体対抗戦。ここで優勝した団体に“いまの女子プロ界のトップ”というイメージがつくのは間違いない!